日銀のマイナス金利政策への『悪乗り』を画策している。
財務省は、日銀の量的緩和政策の対象である「国債」と、まったく関係のない特別会計への貸し出しを同列視しようとしている。
日銀のマイナス金利政策への『悪乗り』を画策している。
財務省は、日銀の量的緩和政策の対象である「国債」と、まったく関係のない特別会計への貸し出しを同列視しようとしている。
ついに、マイナス金利の影響は、国債市場にも波及してきた。
直近の長期金利(十年国債)は、▲0.118%。▲0.1%を突破した。
このため、発行予定額の4%以上の応札が義務付けられているプライマリー・ディーラー(PD、国債市場特別参加者)の資格返上を検討しだした、というわけだ。
財務省から新規発行される国債までもがマイナス金利だ。こんな異常事態では、国内の銀行がPDの資格を返上したくなったとしてもうなづける。