日本の危機ー食糧危機などーを回避する唯一の方法

日本の危機は、全分野にわたって、確実に近づきつつある。

その中でも、特に、食糧危機は、重大だ。

米作り農家の悲惨な現状が、全農家に確実に広がりつつある。今や、農家は、本当に、時給10円時代だ。

これでは、実際にやっていけない。これまで、コメが食えたのは、先祖代々から引き継いだ田んぼを、赤字覚悟で、しょうがないから、おじいちゃん、おばあちゃんが、我慢してやってきてくれたからだ。

しかし、寄る年波には、勝てずに、かといって、赤字覚悟を、息子世代にも引き継げずに、泣く泣く廃業する農家が、この2024年に爆増すると予測されている。ほんとに、コメが食えなくなるかもしれないのだ。

では、この解決策は、ないのか?ほんとうにどうしようもないのか?

農家に言わせると、ない!!というのが答えのようだ。

しかし、解決策は、ちゃんとある!!

そのとおり! 国債を大量に発行して、その原資を使って、コメ農家からの買取価格を大幅に上げれば、すむ。そのコメを安価な価格で市場に供給すればすむ。簡単なことだ。

ここで、そんなに大量の国債を発行しても、民間銀行にこれを消化しうるお金はあるのか?という疑問が起こる。

しかし、ここに、この答えであるラッキーな事実があるのだ。

それは、何かというと、黒田日銀が、2013年から10年間にわたって、しつこく行ってきた、いわゆる、異次元の金融緩和政策の膨大な成果物が、現存する、ということだ。

具体的に言うと、日銀黒田が、民間銀行の保有する国債を10年間にわたり、大量に買い込んだ結果、日本銀行内にある民間銀行の資産である日銀当座預金口座には、545兆円という膨大な預金が眠ったままあるのだ。これは、もちろん、民間銀行の所有するれっきとした資産だ。

したがって、政府は、準備預金を除く500兆円程度の範囲内であれば、国債を発行して、今すぐにでも膨大な額の原資を得ることが出来るのである。

これにより、さきほどの農家のコメの高額買取だけではなく、その他の諸問題ー燃料代・農薬代・飼料代・水路改良代なども、一気に解決される。

また、農業分野だけではなく、我が国の全分野にわたる危機も、いとも簡単に解決することができる。

ここで、すぐに出てくる反論は、そんなことをすれば、日本は、ハイパーインフレになる・・・という反論だ。

これをいう人は、日本のこの30年の衰退の歴史を知らないか、知ろうとしない人たちだ。

全世界の中で、唯一わが日本だけが、この30年間、GDP成長率ゼロだったのだ。

したがって、今、この545兆円すべて使ったとしても、単純計算で、世界のGDP成長率平均(3.5倍)までにも、行かないのだ。

まったく、心配する必要はない。

この大量国債の発行は、どうすればできるのか?唯一の方法とは何か?

それは、現在の財務省のメンバーの上から2/3までを総入れ替えする、ということだ。

東大法学部トップ7までだけを採用してきた財務省の幹部の頭は、カルト宗教と同じだ。多少の教育をしてもダメだ。

点取り虫で育ってきた彼らに、日本の危機は、何もわかっていないし、わかろうともしない。自分の出世と退職後の天下り先だけが、最大関心事の人間に、日本の大切な台所を任せることはできない。

成績第一主義=PB黒字化目標の頭では、国債発行は、悪魔でしかないからだ。

森永卓郎さんじゃないが、ザイム真理教の教祖そのものを取り除かなければ、日本の危機は回避できない。

余談になるが、米国は、この間の事情は、百も承知なのだが、このことに日本国民が気づいたら、大変なことになる、日本植民地化計画が破綻する、ということがわかっているので、東大法学部卒の頭に、フルブライトだとかなんだとか言って、アメリカ留学させ、ザイム真理教を叩き込んきた結果が現在なのだ。

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