原発建設の賛否を問う国民投票がリトアニアで2012年10月14日、行われた。
リトアニアの首都ビリニュスは、チェルノブイリ原発から直線距離で、わずか490kmだ。
日本で福島原発から490kmと言えば、北は、函館、西は、四日市、彦根、敦賀だ。
放射能汚染もひどいと思うが、反対派が言うように、確かに、一度事故が起これば
逃げ場はないだろう。
賛成派の言う、カリーニングラードは首都ビリニュスから約300km。
投票結果は、反対約63%となった。
同時に議会選挙が比例代表制で行われ、政権交代確実となったようだ。
これで、原発建設計画も白紙に戻される可能性大となった。
原発の賛否は、地元市町村ではなく、国民全体に問う国民投票が正解だ。
東京新聞(2012/10/14)