福島県知事の無能さは、別として、いまや、福島の子どもたちは、
約半数がガンになるところだ。これを政府も県も見殺しにしている。
【「県民健康管理調査」検討委員会について
第8回検討委員会(平成24年9月11日開催)
当日配布資料
資料2 「甲状腺検査」の実施状況及び検査結果について】
しかし、この悲劇は、ほんの序章にすぎない。5年後の首都圏、ばかりではない。
日本列島全体で、大量の奇形児、ガン患者が顕在化する。
これは、核戦争防止国際医師会議ドイツ支部が書いた
『チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害』
がヨーロッパ各地で発生していたからだ。
本書に寄れば、やはりドイツを含めた西ヨーロッパの実態は
隠蔽され続けてきたそうだが、実態はすさまじい。
ドイツのベルリンは、チェルノブイリから、約1150kmだ。
福島第一原発から西へ1150kmというと、長崎県だ。
つまり、日本列島は、いずこも同じだ。
いやむしろ福島の汚染度は、チェルノブイリの10倍。人口密度も10倍。
とすれば、ヨーロッパ以上にひどくなることは明らかだ。
以下本書の帯に書かれている言葉を掲載する。
『原子力の利用は、軍事的であれ、平和的であれ、みなさんの想像以上に
秘密主義、ねつ造体質、深刻な矛盾であふれている。』
本書の帯は、さらに続く。
『チェルノブイリでの実地調査、各種研究の評価検討から、
「真実」を無視し続けることの悲劇をわれわれは十分に体験した。
今こそ日本の科学者・専門家たちが果たすべき役割は重大だ。』
そして
『25年間の科学的研究から浮かび上がる放射能による健康被害の
多様さと深刻さ』