浪江・双葉両町が『放射線手帳』を作成し、全町民2万1000人に配布した。
野田内閣は、早、昨年12月に原発事故は収束した、として
避難区域住民の医療費無料化を来年3月で打ち切ろうとしている。
水俣や、長崎原爆体験者に対する打ち切りと同じだ。
浪江町の馬場町長は、こうした国の無責任行政に対して、
徹底抗戦する構えだ。
『医療費無料などは決して「お願い」ごとではない。
それは、国民の生活と財産を守らねばならないという国の
”当然の責務”のはずだ』
そのためには、将来への『命の履歴書』が必要だ、と訴える。
これは、福島県に限ったことではない。
日本列島のホットスポット(HS)すべてにあてはまることだ。
しかもHSは、常に変化する。
東京新聞(2012/9/26)