本日(7月10日)の朝日によると、
『縮む福島』
の見出しで、福島の失業率や、就職率が、悪化している報道があった。
日本全体が、危機的状況にあるわけですが、特に福島は、さらにきびしい状況に追い込まれているわけです。
このような中で、政府は、何をしようとしているのか。
相変わらず、『みんなで乗り切ろう』的な発想で、いよいよ、『消費税引き上げ』を具体的日程に乗せようとしている。
問題は、この『みんな』とは、何か、だ。
冒頭にも書いたように、国民の大半は、貧困状態にあえいでいる。そして、ごく一部の富裕層に富が偏在しているのが、日本のみならず、全世界共通の現象だ。
したがって、ここに目をつけないかぎり、格差問題に起因する現在の社会問題は、解決しない。
なぜ、このような社会になってきてしまったのか、真剣にその原因を考えなければならない。