原子力規制委員会は、26日開いた記者会見から、赤旗記者を排除した。
これまで、同紙記者は、原子力安全・保安員などの会見には問題なく
参加していた。
今回の排除は、原子力村の隠蔽体質をさらに悪化させるもので、
田中委員長の
『(赤旗記者の出席は)政治からの独立が少し怪しくなるかなという
感じがする』
という発言は、情報公開を隠蔽するための欺瞞口実で、これだけで、
委員長として不適格である。
その前に、記者会見での質問によって、政治的に影響を受けてしまうような
軟弱な人物であれば、なおさら、委員長不適格と言わざるを得ない。
日本新聞協会などメディアは一丸なって、直ちに田中委員長辞任を要求すべきだ。
さもないと、再び暗黒の原発時代が復活し、取り返しのつかない事態となる。
東京新聞(2012/09/28)