要旨:
1 日本で再度大地震が起きるとチェルノブイリの10倍の核災害
2 危機が確実に去ったわけではない。
3 専門家は4号機内部の状況が不安定だと述べている。
4 このプールの暗闇の中に1331本の高レベル放射性の使用済み燃料集合体が
あり、、それぞれが数十本の燃料棒を含む。
5 米エネルギー庁長官顧問のRobert Alvarez氏は次のように語った。
『福島の4号機使用済み燃料プールには、私の計算ではチェルノブイリ事故で
放出されたセシウム137の10倍以上が含まれる。』
6 小出裕章京大原子炉助教は
『広島原爆が放出した5000倍のセシウムが含まれている』
7 このプールは、原子炉の斜め上の地上30mの5階にある。
8 爆発は、屋根を吹き飛ばし燃料プールの補強壁を3.5センチ膨らませた。
9 数百トンの猛毒の使用済燃料について、風雨から守る唯一の保護は
白いプラスティックシートだけ。
10 日本は文字通り火遊びしていると警告する専門かもいる。
11 小出氏は『もしプールにひびがあり、水が排出すれば燃料棒は露出する。
そうなれば燃料を冷却することは不可能となる。だから、もし事故が起これば
福島のメルトダウンで既に放出された量の10倍のセシウムが大気中に
放出される。
風向きにより東京も住めなくなるかも知れない。一刻も早く燃料棒を取り出す
べきだ。』
12 この小出氏の警告に反響した人がRobert Alvarez氏だ。
『大災害をもたらす放射能を食い止める唯一のものが水のプールである
という放射能のとても大きな集積がある。
そのプールは危険性の高い地震地域にある構造上破損した建物の
地上30mにある。これ以上心配なものはありますか。』
13 潜入したジャーナリスト鈴木氏の話
『4号機建屋の補強をした労働者の話:使用済み燃料プールには膨大な
量の水があり、鉄の支柱は破損しており、プールの補強はズサンで
間に合わせだと、だから、大風化竜巻に襲われたら危険だろうと。』
14 村田光平氏(元駐スイス大使)
『日本の病は、まず隠れる、次に先延ばしにする、そして誰も責任を負わない。
東電と日本政府は能力だけでなく意志も欠如している。』
15 彼は、燃料プールについての彼の恐れをバンギブン国連事務総長に注意を促した。
16 『燃料プールに問題が生じた場合、それは日本の終わりになると。
誰もそれを否定できない。私たちは安心して眠れません。』
17 Robert Alvarez氏
『もし万一そのような事故が起きたら世界的規模になるという問題なのです。』