本日(2011/8/12)の朝日新聞社説
『避難準備区域 解除で復興に加速を』
は、きわめて無責任。福島原発事故の収束も見えない、というより、
さらに悪化する可能性も心配される中で、よくもこんなことが言えるな、と
開いた口がふさがらない。
『政府として、その危険性が十分に低下したと判断した以上、解除は妥当だろう。』
また、低線量の長期被曝が問題視されているにもかかわらず、
『線量の低い地区では、復興へ向けて動き出している人たちがいる。
その活動を制約する理由は、もはやない。』
むしろ、避難準備区域解除にあたっては、十分すぎるほどの慎重さをもって
実施すべきだ、と警告を発するのが、メディアの勤めではないのか。
そして、最後に無責任にも、
『除染については、国が責任をもつべきだ。』
と閉めている。つまり、いまだ、除染されていないことを認めているのだ。
冗談じゃない!!
では、汚染地帯に『避難準備区域の指定解除』で、国民を放り出して
それでいいと言うのか。
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