大阪維新の会が最近にわかにもてはやされつつあるので、そのホームページに
どんなことが書いてあるのだろうか、と思い、見たところ、愕然とした。
自民党よりもひどい。まさに右翼のイメージだ。
まずは2012.6.23 維新政治塾 入塾式をご覧いただきたい。
最後まで見るには相当な忍耐力を要する。なにしろ、1時間35分もあるからだ。
2012/07/03 アップロードで、ヒット数 2603件では、評判は、イマイチといったところか。
内容は、君が代斉唱から始まり、こまごまとした政治談議、それも大阪中心だ。
国民の最大関心事である原発・放射能汚染・使用済み核燃料処理問題など
難問には一切ノータッチ(チマチマ問題ばかりなので、飛ばし飛ばしの拝見となった
ため、見逃しているかもしれない、で少しでも触れていたらごめんなさい)。
このHPにあった大阪維新の会マニフェストも見たが、これもお粗末!!
大阪都構想から始まって、住民投票など、今さら、どうでもいいことが
ズラズラと書きたてられているだけで、肝心の原発問題など一切ナシ。
で、『維新八策』という政策を確か、発表していたな、と思い、HP内を探したが、
どこにもない。で、ネットで検索したら、ニュース等でのヒットしかない。
さては、『維新八策』も???だな、という感じだ。
以前にも書いたが、週刊現代の記事で、橋下は、米国金融資本メッカ、
ウォールストリートジャーナル紙から絶賛された、などと書かれていたことからも、
危険な男だと思っていたが、やはり、このHPを見る限り、この団体は、
わが日本にとっては、何の役にも立たないばかりか、逆に危険な団体だ、
ということがわかった。
このような政治閉塞感の充満した時代にあっては、橋下のような一見元気のある
人物に人々は惹かれる、あるいは、自分たちの不満を解決してくれる人物だと、
勝手に思い込んでしまう傾向がある。
ドイツのヒトラー効果だ。この点は、十分注意しないと、とんでもない失敗を
繰り返す。
彼の主張を具体的に把握して、どちらを向いているのか、方向も確認してから
つきあうことが肝心だ。