7月 31, 2012
『脱原発が真理』の理由
原発は、原理的に、人類が制御不可能であるにもかかわらず、
猛毒性を持つ放射性物質を半永久的に発散するシステムである。
したがって、放射性物質を、例え、格納容器内に閉じ込めるとは言え、
今回の福島原発事故で証明されたとおり、何らかの事故が起きた場合には、
内部の高濃度放射性物質が、外部に漏洩することとなり、大変危険なシステムである。
また、稼動後は、使用済み核燃料として、外界に搬出し、
これまた、半永久的に厳重な遮蔽および冷却を継続していく必要がある。
これは、わが人類の未来にわたって、永遠に実行不可能な多大な負担を強いる
ものである。
したがって、そのような制御不能な猛毒危険物質を使う原発システムは
人類ばかりではなく生物界全般に対して、脅威を与える原理的欠陥システムで
あるため、即刻使用を中断するとともに、
現在ある各種の放射性物質の処分方法など、その終戦処理について、
人類の英知を結集し、無害化に最大限の努力をすべきである。
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