本日の記者会見で、消費税を下げるつもりはあるのか?の質問に対して、要旨次のような回答をした。
消費税を下げるつもりはない。消費税は全世代型負担が必要な社会保障の財源として必要だ。
しかも、上げるとなるとその影響は甚大なので、上げるには大変な努力が必要となる。
したがって、安易に下げることは出来ない。
これは、財務省の言ってることと同じだ。
しかし、高市氏は、一方で、国民生活を守る!国民の財産を守る!
そのためには、必要なところには、惜しみなく財政出動をする、
国債を発行すれば容易に財源を確保できるからだ、とも言っている。
消費税は、国民の財産を、毎年ほぼ10%づつ破壊しているのに、
消費税は下げない、と言いながら、国民の財産を守る!と
よく矛盾したことを平然と言える神経が信じられない。
厚顔無恥と言うか、精神分裂だ。
消費税を下げることが、最も手っ取り早い国民の財産を守る政策である
ことは、自明の理だ。
高市氏の登場は、総選挙目当ての国民不満ガス抜きの茶番劇だろう。
仮に、高市首相が誕生したら、やたらと増税の嵐が吹きまくる予感がする。
かといって、今の野党では、何も期待できない。
日本は、そうこうしているうちに、緊縮財政のあおりで、地方から、やむなく
中国資本へ身売りしながら、細々と生き延びるが、その行きつく先は、
チベット・ウィグル・内モンゴルと同じ中国化による日本人の奴隷化だ。
まさに、毛沢東の農村から包囲せよ!の戦略に、完全にハマった形だ。