自民党が大筋了承した農林分野のTPP対策案を見ると、
どうも心配な面がある。
1)付加価値向上など、成長産業化に取り組む生産者を応援する。
2)「産地パワーアップ事業」を創設する。改植による高収益作物への
転換を推進する。
とあるが、どうやらこれは、農協の解体 → 株式会社化 の動きの中で
もうかるもの中心の農業へと改変しようとしているのではないか、
という心配だ。
農業は、日本人の食の安全保障を支える基盤だ。
それが、もうけ主義で塗り替えられたら、大変なことになる。
果物ばかりでは、まともな健康は保証されない。
多様な作物により健康維持は、はかられる。
この面でも安倍政権では、日本は危うくなる感じだ。