戦後日本は、西洋の猿まねから始まって、いろいろ独創的な技術開発などの
努力によって、高度経済成長をなしとげてきた。
しかし、1980年代以降、多くの経営者が、その経営を世襲させることにより、
2代目、3代目は、その遺産のうえに胡坐をかく、いわゆるアグラ経営が
中心となった。
このため、技術開発などの原点を置き去りにした業績至上経営に陥った。
この結果、東洋ゴムの各種偽装、東芝の粉飾、三井不動産の偽装基礎杭
など、また、海の外では、フォルクスワーゲンの偽装が明るみに出てきた。
これらは、ハインリッヒの法則ではないが、氷山の一角だろう。
いまだ、発覚していない事象は、おそらく山ほどある。
大手有名企業の8割には、表には出ないが、何らかの、重大偽装が
あるだろう。
薬品とか、サプリメント関係も、危険だ。正直、何が入っていても
わからない。
くれぐれも、注意したい。