『「われわれ富裕層に増税を」 米投資家バフェット氏が提言』

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米国の大富豪が、過去に取られたように、米政府は、富裕層にもっと税金を課すべきだ、と主張。
具体的に「年収1000万ドルを超える層にはさらに高い税率を適用すべきだ」。
富裕層が、楽をして、貧困層が苦労している、と指摘。
オバマ大統領も、富裕層の増税復活にあらためて意欲を燃やしているようだ。

【記事再掲】

「われわれ富裕層に増税を」 米投資家バフェット氏が提言
2011.08.16 Tue posted at: 12:50 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 大富豪として知られる米著名投資家のウォーレン・バフェット氏(写真左)は15日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄せた論説で、議会に「甘やかされ」たくはないと述べ、米政府は富裕層にもっと税金を課すべきだと主張した。

バ フェット氏は論説の中で「貧困、中間層がアフガニスタンで戦い、大半の米国人がやりくりに苦しんでいるというのに、われわれ超富裕層には巨額の減税が続け られている」と指摘。自身が昨年支払った所得税、給与税などの連邦税は693万8744ドルで「高額に聞こえるかもしれないが、課税所得の17.4%にす ぎない。これは職場にいる他の20人と比べても一番低い」と説明している。投資マネジャーの中には何十億ドルもの所得の15%しか税金を払っていない人が いる一方で、中間層には最大25%の所得税が課されていると、同氏は批判する。

また富裕層の税率が現在より高かった1980~2000年には4000万件の雇用が創出されたのに対し、富裕層減税の導入後は雇用創出数も減少したと述べて、増税を主張。年収1000万ドルを超える層にはさらに高い税率を適用すべきだとしている。

同氏は「友人たちも私自身も、富豪に優しい議会によってもう十分に甘やかされてきた。政府はそろそろ犠牲の分担を真剣に考えるべきだ」と強調した。

オバマ米大統領は同日、ミネソタ州での市民集会でこの論説に言及し、富裕層増税の必要性を改めて主張した。

【再掲終わり】

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