この若者の祖父は、九死に一生を得た太平洋戦争の従軍兵士だったそうだ。
その祖父は、
『国のために戦うことは素晴らしいことだ』
などといったようなことは、決して口にはしなかったそうだ。
靖国参拝する政治家は、
『英霊はお国のために戦った』
とよく言うが、決してそんなことはない、と言う。
あの戦争の犠牲者たちは、欲の皮のつっぱった、政治家や資本家の
愚かな欲望と失政の犠牲になったんだと訴える。
『英霊』と祭り上げられるために、犠牲者たちは戦地で命を落とした
わけではないのだから、と。
靖国問題の本質をついた投書だ。多くの方々にお読みいただきたい。