オーストラリアを訪れている安倍総理は、アボット首相と首脳会談を行い、
集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを説明したうえで、
EPA=経済連携協定などに調印し、安全保障や経済面での協力を
一層強化していくことを確認した。
その後、両首脳は記者会見に臨み、
まず、安倍総理から
「両国の関係が新たな特別な関係に至ったことを確認した。
オーストラリアと同盟国のアメリカと緊密に連携し、国際社会の平和と安定、
および、繁栄の確保に、これまで以上に積極的に寄与していく。
今後、日米豪の共同訓練や人材交流の拡充、人道支援、災害に関する
協力の強化に取り組んでいく」
と述べたが、これに対して、
アボット首相は、
「日本は、戦後ずっと『法の支配』の下で行動をとってきた模範的な
国際市民であり、安倍総理大臣は、議会で『過去の教訓は絶対忘れない』
と言っていた。
日本が普通の行動をとることを歓迎する」
と返した。
皆さん、これをどう受け止めますか?
私は、アボット首相が安倍総理の勇み足に危険を感じ、警告したと見ますが、
当の安倍総理には、蛙の面に水で、何もなかったんでしょうね。
国際社会の安倍総理に対する危惧の一端が見えたので、
ここにご紹介しました。
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NHKオンライン
首相 日豪EPAなどに調印(7月8日 18時11分)[再掲]
オーストラリアを訪れている安倍総理大臣は、アボット首相と首脳会談を行い、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを説明したうえで、EPA=経済連携協定などに調印し、安全保障や経済面での協力を一層強化していくことを確認しました。
安倍総理大臣は、日本時間8日午後、オーストラリアのキャンベラで、アボット首相との首脳会談に臨みました。
この中で、安倍総理大臣は、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを説明したうえで、国際社会や地域の平和と安定に貢献していく考えを伝えたのに対し、アボット首相は歓迎する考えを示しました。
そして、両首脳は、両国間の貿易・投資の自由化を目指すEPA=経済連携協定と、防衛装備品を共同開発するための協定に調印し、安全保障や経済面での協力を一層強化していくことを確認しました。
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こ のあと、両首脳はそろって記者会見に臨み、安倍総理大臣は「両国の関係が新たな特別な関係に至ったことを確認した。オーストラリアと同盟国のアメリカと緊 密に連携し、国際社会の平和と安定、および、繁栄の確保に、これまで以上に積極的に寄与していく。今後、日米豪の共同訓練や人材交流の拡充、人道支援、災 害に関する協力の強化に取り組んでいく」と述べました。
また、アボット首相は「日本は、戦後ずっと『法の支配』の下で行動をとってきた模範的な国際市民であり、安倍総理大臣は、議会で『過去の教訓は絶対忘れない』と言っていた。日本が普通の行動をとることを歓迎する」と述べました。
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