今、日本で起きていること、これから起きようとしていること

今の日本は、はっきり言って、きわめて危険な状況に置かれているということを、認識する必要があります。
それは、日本の指導者たる岸田さんが、日本の立場を危うくしているからです。
何もわかっていない日本のリーダーというのが、岸田さんの印象です。
もともと、総理になるときから、ところてん方式というか、他に誰もなり手がいないから、なったようなもので、もともと持っていた政策はゼロ、政治信条も何もない、総理に急遽仕立て上げられたために、自分でもわけのわからない『新しい資本主義』などと、さも内容がありそうな欺瞞的なフレーズを持ち出して武装したようですが、いまや、その化けの皮もはがれて、中身は何もなかった、ということがばれてしまった、ということです。『所得倍増』という、大昔に池田勇人さんが言っていたことを、もう、皆さんも忘れてしまっただろうと言うことで持ち出したようですが、これも財源の裏付けが何もないため、空中分解というか、自然消滅してしまったようです。

そして、一生懸命やっていることといえば、アメリカはじめ西欧諸国への服従と、中国へのご機嫌取り、とまあ、向いている方といえば、国民ではなく外向きにエエカッコーシイ!!といったところです。
したがって、ウクライナ戦争に対しても、西欧のお先棒をかついで、みずから、必要もないのに調子に乗ってNATOの会議に出て、尻尾を振ったり、ロシアを敵視して、そのくせ、北方漁業交渉は、やってくれと、まあ、虫のいい自分勝手な人間です。諸外国はもちろん、特にロシアのプーチンは、岸田さんの中身のなさを見抜いているため、半分馬鹿にしているのが、良く見えます。

問題は、岸田さんではないのです。そのまわりで寄生虫のごとくうごめいている連中が、日本をどん底に陥れる政策を着実に実行していることなのです。その最たる人物が、竹中平蔵です。水道事業の破壊、農業の破壊、製造業の破壊、移民の大量受入、日本文化の破壊、・・・ とあげればきりがないほど、悪政の権化です。正規労働者を減らし、非正規労働者を増やし続けた結果、日本の雇用環境は最悪の状態になってしまったことは周知の事実です。

このようなことを、平気でやらせている岸田政権ですが、これは、なにも岸田さんから始まったことではありません。

歴史をさかのぼれば、橋本龍太郎政権から始まっているのです。竹中平蔵は、小泉政権の時に入ってきたわけですが、その前から、このような動きは、始まっていたわけです。

岸田さんは、英国のスナク首相と結果的には、よく似ています。というよりも、スナク首相の真似をしているのでしょうか。スナク首相は、西欧の先陣を切って、ウクライナ支援を宣言しており、英国をウクライナと運命共同体にしようとしているようです。ロシアとの戦いにウクライナが負けたら、英国が負けたとでも思っているようです。したがって、英国の武器弾薬が底をつきるまで、支援しようとしているんじゃないかと、オマエ馬鹿か!と言いたくなるような首相です。このおかげで、英国民は4人に1人がHeat or  Eat の状況に陥っているようです。700万人が、暖房か食糧か、の瀬戸際に立たされているようです。まさに、スナクは、英国民を犠牲にして、英雄気取りにご満悦といったところでしょう。

岸田さんも、この点ではよく似ている、というわけです。日本人を犠牲にして、諸外国にエエカッコーシーだからです。

このため、ロシアから敵対視され、肥料、飼料、エネルギー、食糧など、禁輸状態に置かれているため、日本はこれから、異常な物価高に襲われることになり、英国の後を追うことになるでしょう。

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