マスコミ介入の激化と良心総決起へのバックアップ

最近、安倍晋三の暴走が目立つが、マスコミへの介入も甚だしい。
今回は、これらとマスコミ良心総決起へのバックアップを呼びかけたい。

秘密保護法による本格的報道管制で、わが国も中国・北朝鮮同様、
自由なき社会へ突入する。

安倍晋三は日本国憲法全否定の軍国・官僚社会を目指す。

しかし、戦後培われた憲法に基づく民主主義は、そう簡単に壊れるものではない。
特にマスコミ内の良心は、意外に強力だ。弾圧が強いほど強くなる。
そして、我慢限界レベルに達すると爆発する。
マスコミ内良心の総決起を期待するとともに、おおいにバックアップしよう。

 

1 報道ステーションの古舘伊知郎が懺悔告白「テレビはウソしか伝えていない」

「報道ステーション」で有名な古舘伊知郎氏が、先日に発売された「AERA」(朝日新聞出版)のインタビューで興味深い発言をしていることが判明しました。インタビューの冒頭では「もうとにかく口にさるぐつわした状態で10年たったわけです」といきなり不満を語っており、その後もかなり強い口調でテレビ業界への批判の言葉が続いています。更にインタビューの中盤では、「世の中ってうそ八百で成り立ってるし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えない」と指摘しました。

報道ステーションはNHK等が報道しなかった官邸前の首相抗議デモや福島での小児甲状腺がん多発などを積極的に報道してくれているので、他のTV局よりはまだマシですが、それでも報道できないことはまだまだ多いようですね。政府が報道ステーションの見直しを示唆しているという情報もありますし、古舘伊知郎氏は潰される前に言いたいことをぶち撒けたという感じなのだと思います。

逆に言えば、これから今以上の報道規制や統制が始まるかもしれないということです。最近はマスコミ関係者の暴露や証言みたいのも出て来ていますが、これでも将来のヤバさを感じ取っての行動なのかもしれませんね。というか、この調子だとインターネットもいずれは危なくなりそうです・・・(苦笑)。

☆古舘伊知郎が懺悔告白“テレビはウソしか伝えていない”

古舘によると『報道〜』では、「言外にある裏側、バックステージみたいなことも、スタッフに嫌な顔をされてもちょこっとは言いたくて」やっているらしいのだが、「ただ場外乱闘までいってない、エプロンサイドぐらいで」とプロレスで自身の立ち位置を表現。「自分の感ずるところ、思うところをなかなか言えない。表の報道をしてて、裏の背景をあんまり言えない」と嘆き、挙げ句には、
「世の中ってうそ八百で成り立ってるし、ホントのところは新聞も雑誌もテレビも伝えないし、たまに言外に漂わせたり、におわせたり、スクープで追及したりってことはあっても、ほとんどがお約束で成り立ってるわけですね。プロレスですよ、世の中。完全にプロレスです」
と、『報道〜』全否定ともとれるかのような話を展開。しかもそれは、“大人の世界は汚い”と罵る思春期の中学生かと見紛うテンションである。

しかし、古舘は何もスタッフを責めたいわけではないらしい。むしろ「(裏を)言えないのは僕に勇気がないからなんですよ」と言うように、問題は古舘自身にあると感じているようなのだ。
「番組が今日で終わっちゃうとか、これを言ったらおしまいだなとか思ってるだけで。世の中、糾弾されるじゃないですか。ガリレオ・ガリレイ以降。(中略)見てる人だってそれはお約束だから、毎回何かを言おうとは思わないけど、言おうと決断したときは言えばいい。自分のさじ加減ひとつなんですよ」

 

2 反原発報道で確執激化 テレ朝会長の古館降ろしで進む宮根誠司「報ステ」抜擢

テレビ朝日の『報道ステーション』のキャスターを務める古舘伊知郎(59)の降板話が水面下で進行しているという。
「古舘とテレ朝の早河洋会長兼CEOとの確執で、一気に“古舘降ろし”の動きが始まった。“ポスト古舘”には、宮根誠司(51)の名前が浮上しているんです」(テレ朝関係者)

テレ朝は7月1日付で、生え抜きの早河氏に代わり朝日新聞社顧問の吉田慎一氏が社長に就任。早河氏は会長兼CEOに就いた。
「吉田社長は古舘が固執する“反原発報道”に力を入れるといわれている。しかし、安倍晋三首相に近い早河会長は“反・反原発”の立場なだけに古舘と対立しているんです」(同)

確執が表面化したのは、昨年9月に東京五輪誘致が決定した直後だったという。
「他局が五輪報道で盛り上がっているのに、『報ステ』は安倍首相の“福島原発は完全にコントロールされている”との発言を取り上げ、“全世界が見守る中でウソを言った”と痛烈批判した。これに当時社長だった早河会長が激怒したんです」(情報通)

さらに今年4月、『報ステ』が10周年を迎え開かれたパーティーで、「早河社長から好きなようにやってくれ。何の制約もないからと言われて始めたんですが、いざスタートしてみると制約だらけ。今では原発の“ゲ”も言えない」と古舘が挨拶したことで、対立は決定的となった。
「早河氏は衆人の前で恥をかかされたようなもの。これは早河氏を安倍首相に紹介した大手出版社のK社長も刺激するような発言でした」(同)

早河氏の側近は、『報ステ』がスタートしたときに古舘が言った「10年が目途」との発言をも逆手に取り“古舘降ろし”と同時に後任を画策中だという。
「そこで名前が挙がっているのが宮根。K社長は“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能事務所社長の懐刀ともいわれている。宮根の後見人はこの“ドン”ですからね。有力視されても不思議ではありません」(同)

『報ステ』キャスターの電撃交代は近そうだ。

 

3 NHKクローズアップ現代での土下座事件

【安倍官邸NHK恫喝の深層】 完全御用番組を制作させたつもりが番組現場は違った、それも今一番誤魔化したい集団的自衛権だったことが真相… NHKを私物化している事態こそ重大な問題…

4 NHK退職者172氏声明 籾井会長の辞任・罷免迫る

NHKでニュースキャスター、アナウンサー、プロデューサーなどを務めた退職者有志172人は18日、NHK経営委員会に「籾井(もみい)勝人会長の辞任勧告か罷免を求める」声明を提出しました。

声明は次の3点をあげて、経営委員会が籾井氏に辞任を勧告するよう求め、「会長が応じない場合は罷免を」と訴えています。

(1)就任記者会見での「政府が右というのを左とは言えない」などの発言は、NHKの基本的性格の理解を欠く。政府支持の姿勢を公的に発言した人物がNHKのトップに座り続けているという異常な事態は一刻も早く解消すべきだ。

(2)日本軍「慰安婦」に関して「戦争している国にはどこにもあった」と発言した。これは歴史の偽造であり、日本の戦争責任を考えるうえで到底受け入れがたい。

(3)国内外で現場は取材に困難を生じており、受信料の凍結や留保が広がっている。NHKが政府から独立した報道機関となることを改めて求める。

声明には、元ディレクターの小中(こなか)陽太郎、元ニュースキャスターの勝部領樹(りょうじゅ)、元アナウンサーの酒井廣、下重(しもじゅう)暁子、山根基世(もとよ)の各氏らが名を連ねています。

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