今日の朝日新聞(2012/6/10)によると、ギリシャも
『雄弁&セクシー37歳党首
第1党争う急進左翼・チプラス氏』
とあったが、早い話が、貧民階級の台頭!だ。
朝日によると、彼の公約は、5つだ。
① 緊縮と引き換えの『支援策』撤回と再交渉
② ユーロ圏に残り、対等な関係でドイツなどと交渉
③ 公務員削減を中止、最低賃金と失業手当アップ
④ 生活必需品と観光業を中心に消費税を下げ、
富裕層は増税
⑤ 銀行を国有化し、過去の融資の適否を調べる
ギリシャの現状は、『ブルータスお前もか』 だ。
朝日の抜粋から見ると、残念ながら日本と同じだ。
『世襲が多く、特権を教授してきた2大政党の政治家を「腐敗している」とらえる
国民には、ひざ詰めで意見交換する姿が新鮮に映った。』
『行政が非効率なのは既成政党の政治家の癒着やコネの問題だ。』
『公約に富裕層の増税を掲げる。「金融資本主義」も批判する。
ウォール街占拠した米国の「オキュパイ運動」とも通じる「99%」の代表というわけだ。』
ここで、彼は、大阪の橋下と似ている、と思ったら大間違いだ。
橋下は、カネモチの手先だ。既成政党であろうが、何であろうが、
誰とでも、勢いだけで手を組んでは豹変する無責任な輩だ。
消費税を上げずに、富裕層から税金をふんだくる、という発想が残念ながら、
橋下にはない。したがって期待できない。
やはり、彼は、ウォールストリートジャーナルの花でしかないのだ。