2013参院選が、7月4日公示、7月21日投票で開始されました。
2013都議選での ”圧勝” をバネに、自民党は、”大躍進”を
ねらってます。
ここで、問題は、ふたたび有権者の半数にもおよぶ棄権が予想されることです。
この棄権者の大半は、おそらく、今の政治に不信、もしくはあきらめ感を
もって、投票にいく気力さえも喪失している人ではないかと思います。
国民の半数の意志が反映されていない国会は、はたして民主主義の砦と
なりうるのだろうか。
安倍さんは、憲法改正に異常な執念を持っております。
この参院選で、憲法改正発議可能な2/3以上の獲得をねらっています。
現憲法の成立した過程を、たとえば、井上ひさし氏 『二つの憲法』(岩波)などを
読むと、19世紀から、20世紀にかけて戦争に明け暮れた人類の反省が
そこに結実している、ということがよくわかります。
『おしつけられた憲法』 と言われますが、敗戦当時の内閣は、
『夢よ、再び』ってな感じで、天皇制復活をもくろんでいたため、
時の、GHQは、人類の反省の結晶を原案として作り
(例えば、下記『選択システムテーブル』の『憲法』『第97条』など)、
これを当時の政府に示して、民主主義の教育をしてくれたわけです。
しかし、いまだに安倍さんも、このことの大切さが、よくわかっておりません。
憲法改正草案の第1条に、『天皇は、日本国の元首であり、』 と
ふたたび、堂々とかかげたり、いま説明した『第97条』を平気で削除したり
している次第です。
ことほどさように、われわれは、よく見ていないと、『原発安全神話』と
同じで、知らないうちに、危険な世界へ立ち入らされていることに
なります。
まったく知らなかった、こんなはずではなかった、
と気がついた時には、すでに遅いのです。
さる、6月29日に、東京新聞に共同通信まとめ、として
『第23回 参院選 各党公約』 が発表されました。
そこで、以前に、お約束していたとおり、
『2013参院選のための最適政党選択システム』
を作りましたので、皆様、是非、ご活用いただいて、
きたる投票日には、貴方にとっての最適な政党へ
投票していただきたくお願いいたします。
今回は、この新聞と、自民党改憲草案から、抜粋して作りましたので、
合計で210項目の政策、A4版で10ページほどの量になりましたが、
それだけ、詳細に政策の選択ができますので、じっくりと選んでください。
ただし、消費税増税などの、受けの悪い政策は、公約には出てこないので、
どうしても公約集は、歯切れの悪いものとなりがちです。
しかし、選ぶ方から見れば、重要な政策は、すべて網羅されていなければ
ならないので、常日頃の国会答弁などから、明らかな重要政策については、
響きの良し悪しに関係なく、できるだけ出すようにしました。
また、ご要望がありました、複数選択可能としました。
それぞれの項目の下に書かれている数字以下の個数で選択してください。
結果は、合計点トップスリーの政党名が背景色の色分けで、ひとめでわかるように
なっていますので、わかりやすいと思います。