東京新聞紙上で日本総研の寺島氏は、『反米外交』と批判した。
寺島氏は、最近の安倍外交は、欧米各国の懸念を伝えながら、
『戦後秩序の否定』と捉えているが、これは、正しい指摘だ。
したがって、『反米外交』というよりも、『反連合国外交』と言った方が
より適切だろうと思う。
ここでいう連合国とは、サンフランシスコ講和条約を締結した
第二次大戦時の連合国のことだ。
若者の間に、靖国参拝は自由だ、などという考えがあるようだが、
これが、国際的にどのように映っているのか、も含めて記述されている。
日本は、原発事故放射能汚染という永遠の十字架を背負いつつ、
国際的孤立化の道を歩みつつある、ということと、
これによる影響が、近い将来どう出てくるのか、ということについて
特に未来のある若者は、自らの問題として真剣に考えなければならない。