しかも、この休校要請により生ずる反作用も考えずに、衝動的に動く小人であることが、あらためてわかった。
例えば、『「全部丸投げされた」 臨時休校の「受け皿」の現場 感染や職員確保に不安 早くも悲痛の声』
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための臨時休校に伴い、政府から休校中の「原則開所」を依頼された学童保育(放課後児童クラブ)。通常は放課後のみの運営だが突然、週明けから「原則1日8時間の開所など可能な限り柔軟な対応を」と求められた。行き場を失う子どもたちの“受け皿”に期待されている現場からは、早くも悲痛な声が相次いでいる。・・・
指導力を発揮するならば、2月21日に出された、全国知事会の
① 『令和2年02月21日 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制に向けた緊急提言に係る要請について』
の中の
② 『新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑制に向けた緊急提言』
に対して、特にその中でも対策実施の裏付けとなる『9 早期終息に向けた、機動的な財政出動』の要請に対して、本来ならば『機動的な財政出動は大胆に実施するので安心して取り組んでくれ』、とでも答えなければならないところを、この知事会の要請に対する回答ともいえる2月25日に出された
の中では、②に対する回答のほとんどが、自治体や民間に対する『要請』ばかりで、肝心の『財政的支援の決意』がまったく感じられないものだった。
もちろん、最近可決した2020年度の予算案にも、新型コロナウィルス対策関係予算は、1円も計上されていない。
安倍さんには、新型コロナウィルスの早期撃退への決意がまったく感じられないばかりか、感染したもしくは感染を恐れている国民の命を軽視していると、言わざるをえない。
『国民生活の向上』ではなく、財務省の誤った『プライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化』目標遂行のための緊縮財政路線に完全にはまり、そこから一歩も出られない姿がそこにある。