反戦を訴え続けた財界人、品川氏死去

太平洋戦争中、大学在学中に一兵卒として召集され、中国戦線で足に銃弾を
受けながらも生き残った。

終戦翌年、復員船上で配られた新聞で日本国憲法草案を読んで泣いた。

「二度と戦争をしないと憲法で誓ってくれた」

戦闘で失った仲間や、アジアで失われた多くの命を忘れることなく、
新たな憲法を握り締めて歩いてきた戦後だった。

「九条は、世界の人が共有すべき価値だ。
どんなにボロボロになっても、九条の旗を手放してはいけない」

東京新聞(2013/9/6)
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