トランプ大統領は、北朝鮮の核ミサイルが米国本土に到達する力をつける前に北朝鮮を徹底的に破壊しなければ、アメリカの平和は維持できないと真剣に考えているようだ。
先日の国連総会で、北朝鮮の外相が、『われわれの核ミサイル技術は、その完成まで数歩のところまできている』 旨の発言をしたが、アメリカも同様に見ており、もはや、一刻の猶予もない、とトランプ大統領が考えるのも無理はない。
トランプ大統領の忍耐力も、そう強い方でもなさそうだ。しかし、その実行力は並大抵ではない。平気で自分の信念をつらぬくその強靭性には誰もが驚く。
彼の信念は、『アメリカ・ファースト』 だ。彼のこれまでの言動から、その考え方を要約すると次のようになる。
- まず、『アメリカの平和維持』 が、アメリカ大統領として取るべき最重点課題。
- アメリカ本土を射程とする北朝鮮の核ミサイル技術は、いまや、とどまることなく進展し、半年後には、完成するだろう。
- そうなれば、アメリカ国民は夜も落ち着いて眠れない。
- したがって、そうなる前に、北朝鮮を壊滅しなければならない。これは、アメリカ大統領としての当然の責務だ。
- その壊滅作戦実施の際に、一部の反撃があったとしてもそれは、せいぜい、日韓両国にたいする核攻撃くらいだろう。アメリカ本土にまでは及ばない。
- これにより日韓両国は多少の犠牲は受けるだろうが、アメリカを守るためにはやむを得ない。晋三安倍も了解済みだ。
この 6項 は、私の推測だが、安倍首相は、はかなくも、迎撃ミサイルで、日本の核被弾は避けられるだろうと考え、トランプ大統領の壊滅作戦追随路線を選択する、という想定だ。
以上から、トランプ大統領 + 安倍首相 の組み合わせが、存続し、安倍首相の ” Stop The 戦争 ” 発言がない限り、日本の命運、特に東京は、この先半年間の短い命になるのではないかと危惧する次第である。