いまや、日本の政治指導者の国際的ランクは、地に落ちた。
これで、すべての国際取引、たとえば、TPP交渉など、含めて、
すべてのやりとりにおいて、わが国は、バカにされることとなろう。
日本の最高指導者の無知・無能振りが国際的に証明されたからだ。
本記事での重要な指摘を再掲しておく。
① 奥平東大教授
大日本帝国憲法は見せかけの立憲主義だが、安倍さんは、
あの時代に逆戻りし、国民の権利の保障ではなく、その制限に
走りたいのでは。
② 宮台首都大学東京教授
無教養な発言で、米国は『こんな政治家とそれを選ぶ日本国民は
信用できない』と日本を見下して介入を強め、日本の対米従属化が
進む。
③ 森田実政治評論家
諸外国は、日本政治の現状を「良識のない異常な人たちが政府中枢を
握り、それが放置されたままになっている」と認識している。深刻なのはこうした無教養な放言が野放しにされていることで、
日本国民全体への信頼が損なわれること。
日本の戦後政治史でも、こうした異常事態は、はじめて。
無知は、道徳観念の低さにつながり、手練手管に走る傾向を助長する。
非常識を放置しているうちに、国民がそれに慣れてしまうことが
最も怖い。
まさに、ナチスドイツの勃興期を想起させるものがある。
東京新聞(2013/8/8)