7月 6, 2024
【イギリス総選挙2024】スターマー党首が勝利演説、「変化が今から始まる」

イギリス総選挙で14年ぶりに労働党圧勝の政権交代がされました。

BBCーNEWSで放映された労働党スターマー党首の勝利演説がすばらしい。

日本の政治家でこのように心に響く演説ができる人がいるだろうか。

明日は、東京都知事選挙。

スターマー氏とは正反対の小池百合子氏にだけは1票も入れないで欲しい。

5分29秒の短い動画です。
動画の後に、演説書き下ろしをしておきましたので、参考にしてください。

みんなでやりました!(歓声)
皆さんがこのために運動して
皆さんがこのために闘って
このために投票して
そしてついに
実現しました
変化が今から始まります(歓声)
そしていい気分です
正直に認めないと
この党を変えるためこの4年半
取り組んできました
それはこのためです
労働党は変わりました
すぐに国に奉仕できる党に
イギリスを立て直せる党に
働く人たちに仕える党に(歓声)
この国の各地で大勢が
目を覚ましてニュースを知り
重荷がなくなったという知らせに
ほっとするでしょう
私たちは今から前を向いて
朝に向かって
歩いていけます
希望の陽の光が
最初はうっすらとでも
時間とともに
強い光になり
そして再びこの国を
照らします
14年間を経てついに
未来を取り戻す機会のある国を(歓声)
これほどの信任には
重大な責任が伴います
私たちに与えられた課題は
この国をひとつにまとめ続ける
さまざまな理念を再生することです
国の再生です
あなたがどういう人だろうと
どこで人生を始めたとしても
一生懸命働き
ルールを守るならば
よく暮らせるような
公平なチャンスを
この国は与えるはずです
あなたの貢献を
この国は常に尊重するはずです
私たちはそれを
回復させなくてはなりません(歓声)
そしてそれと同時に
私たちは政治を公共への奉仕に
戻さなくてはなりません
政治には良いこともできるのだと
示さなくてはなりません
誤解のないように
それこそがこの時代に
政治が最も試されている重大事です
信頼を得るための闘いこそ
私たちの時代を決める戦いです
だからころ私たちは
自分たちが公共への奉仕に
ふさわしいと示すため
これほど懸命に
運動してきたのです
奉仕は
希望の前提条件です
尊重は
国民を結びつけられる絆です
合わせると
変化したこの労働党の価値観が
新しい政府の指針になります
国が第一で
党は二の次だという指針です(歓声)
なのでもちろん
今のこの瞬間を満喫してください
ずっと我慢強く
待っていたのですから(笑い)
今日のような朝に
目を覚ます感覚を楽しんでください
この国を他の人たちと
同じ目で見ているという感情を
それを大事にしてください
なぜなら団結というのは
そこから生まれるので
そしてそれを使って
この国の他の人たちに示してください
その必要があります
この政党は
変わったのだと
私たちは全員に
忠実に仕えると
一人残らずこの国の全員のために
私たちは統治するのだと(歓声)
この国の公共サービスを
修復するチャンスを得ました
私たちはこの党を変えたので
働けば報酬を得られるようにする
そのチャンスを得ました
私たちはこの党を変えたので
働く人たちのために
結果を出すチャンスを得ました
若い人たちのために
弱い立場の人たちのために
この社会で最も貧しい
人たちのために
なぜなら私たちが
この党を変えたからです(歓声)
国を第一に
党は二の次に
これは
スローガンではなく
これは私たちが
今までしてきたこと全てと
今後も続けなくてはならないこと
全ての指針です
経済について
安全保障について
国境を守るために
イギリスの人たちが
私たちをじっと見つめた時
労働党は国民の利益に
尽くせる党だと
確信できるようで
なくてはなりません
その仕事はここで
止まるわけではなく
決して止まりません(歓声)
簡単なことだとは
決して言いません
そして今後
苦しい事態になったとしても
そういう事態は必ず
やってきますが
覚えていてください
この夜も
そしてどんな時にも
これがいったい
何のためのことなのか
この選挙戦で私は何度か
両親の話をしたかもしれません
一度が二度は(笑い)
けれども私たちが抱く
安心感は
イギリスは必ず自分たちの時よりも
自分の子供にとって良い場所になると
両親がそう信じる
根拠になっていたあの安心感は
あの希望は
それは決して高尚とか
理想主義などではなく
私の家族のような
労働者階級の家庭が
生活の拠り所にできると
期待していたものです
あの希望はいま現在は
このイギリスで
明るく光り輝いては
いないかもしれませんが
しかしその光を灯し直すための
信任を私たちは獲得しました
それがこの党と
この政府の意義です
混乱を終わらせると
私たちは言いましたし
そうします
ページをめくると
私たちは言い
現にそうしました
私たちは今日から
次の章を始めます
変化のための
仕事を始めます
国の再生という
ミッションを
そしてこの国の
再建を始めます
ありがとうございます(歓声)

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