安部さんも苦しめてきた財務省の国家反逆罪

『安倍晋三回顧録』が出版された。安倍さんの言によると、小泉内閣が、プライマリーバランス黒字化を閣議決定したのは、やはり、財務省から、消費税を上げろ!と圧力がかかり、小泉さんが、否定したら、『それでは、国債の発行を抑えろ』と言われ、しぶしぶ、国債30兆円以下にする、と折れ、プライマリーバランス黒字化目標も追加されるようになった、ということのようです。その後、安倍さんも、さんざん、苦しめられたようです。

また、『財務省官僚の考え方は、国の財政を預かっている、自分たちが、一番偉いと思っている。国が滅んでも、財政規律さえ保たれていれば満足なんですね。』

これは、犯罪ですね。ちまたでは、強盗殺人事件が何件も発生していますが、この財務省のPB黒字化目標による予算の20年間にわたる大幅削減で、インフラ設備はボロボロにし、大雨が降るたびに多くの犠牲者を出した我が国の発展途上国化の、その罪は、強盗殺人事件の比ではありません。

消費増税や各種の税金・社会保険料をどんどん上げて、経済的負担による生活苦からの自殺者の増加や、ロスジェネ世代への支援を何もしなかったことから、日本の人口減少は、さらに加速して中国に飲み込まれる寸前、といった窮状に追い込まれているところです。

一人当たりのGDPが、2000年には、世界第2位だったのが、2018年には、世界第27位に転落してしまった、若者にとって夢も希望もない、このような窮乏・貧困国にしてしまった財務省の罪は、極めて重く、強盗殺人事件の、何千倍、何万倍にもなると思います。

財務省の国民を裏切り、日本を裏切ってきた20年間の国家反逆罪を徹底的に追及すべき時が来た、と思います。

前回の『日本が貧乏国になったそもそもの経緯(いきさつ)』も見てください。

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