日銀当座預金500兆円:何度でも国債発行・売却に使える永久・不滅・簡潔・増税不要の理想的財源の元

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単位:兆円
プロセス 機関 借方・資産 貸方・負債
①政府:国債発行500
民間銀行:国債購入
政府 日銀政府預金 500 国債 500
民間銀行 国債 500 日銀当座預金 500
②政府:国民給付250 政府 国民給付 250 日銀政府預金 250
国民 普通預金 250
民間銀行 日銀当座預金 250 普通預金 250
③政府:財政出動250 政府 財政出動 250 日銀政府預金 250
民間企業 普通預金 250
民間銀行 日銀当座預金 250 普通預金 250
④1年後 政府 国民給付 250 国債 500
財政出動 250
国民・民間企業 普通預金 500
民間銀行 日銀当座預金 500 普通預金 500
プロセス①
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まず、政府が国債500兆円を発行。国債は負債なので、負債の増加は右側記入で右側に国債 500 と記入。

民間銀行が、民間銀行の資産の日銀当座預金から500兆円を日銀政府預金に振込んで国債500兆円を購入。民間銀行にとって国債は資産。資産の増加は左側記入で左側に、国債 500 と記入。また、日銀当座預金は国債購入のため、500兆円減ったので、資産の減は、右側記入で右側に、日銀当座預金 500 と記入。

つまり、政府の国債発行売却だけで、日銀当座預金は、日銀政府預金へ簡単に移行。増税など不要で財源は簡単に確保できる。

プロセス②
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政府が半額の250兆円を国民給付事業に支出。政府は日銀政府預金を民間銀行の日銀当座預金に250兆円を振込む。そして国民の普通預金に250兆円振込むよう民間銀行へ指示。このため、政府の財源・日銀政府預金は250兆円減るので、資産の減は、右側記入で右側に、日銀政府預金250兆円と記入。

民間銀行は、この政府からの指示で、日銀当座預金に日銀政府預金から250兆円を受けたので、国民の普通預金口座に政府からの国民給付金を振込む。このため民間銀行は、日銀当座預金が資産なので、資産の増は、左側記入で、左側に、日銀当座預金250兆円、国民の普通預金の増は、負債の増なので、右側に、普通預金 250兆円と記入。

国民にとっては、普通預金は資産で、資産の増は、左側記入で、左側に 普通預金 250兆円と記入。

プロセス③
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プロセス③は、プロセス②の民間企業版なので、説明は、プロセス②の【国民】を【民間企業】と読み替えるだけなので、説明は省略。

プロセス④
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プロセス②、③から、国民と民間企業間で、お金のやり取りが始まる。【金は天下の回りもの】の文字のごとく、お金は、日本経済の中を還流するが、その実態は、ある普通預金から、別の普通預金に移るだけだ。例えば、ある人が、トヨタの車を買ったら、ある人の普通預金口座からトヨタの普通預金口座へ車代が移動するだけだ。したがって、民間銀行等のトータルでの普通預金総額は、常に一定の、500兆円を維持する。また、普通預金が移ると同時に、日銀当座預金口座間でも、同額の資金移動の銀行間決済が行われるので、日銀当座預金総額も普通預金総額同様、常に500兆円を維持する。

海外旅行支出分は、インバウンド収入分、プラマイゼロで省略。

したがって、1年後で見た場合、日銀当座預金総額は、500兆円一定なので、ふたたび、政府が500兆円の国債を発行・売却しても、民間銀行は、500兆円の国債を購入することが可能なのだ。

結論として、日銀当座預金は、何度でも国債発行・売却に使える永久・不滅・簡潔・増税不要の理想的財源の元、と言える。

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