小池新党誕生後の国民の投票パターン

小池東京都知事が新党希望を設立したが、早とちりすると、いかにも新たな希望に満ちた新党のように見受けられるが、落ち着いてみれば、小池さん自体が第1次安倍内閣の防衛大臣を務めるなど、この春まで自民党員だったわけで、第2自民党以外の何物でもない。

前原氏は民進党からの希望の党への移住希望者は全員を受け入れること、と小池氏に迫ったようだが、小池氏は、憲法改正と安全保障法制について見解の一致が条件だ、と受け付けなかったようだが、これを見ても、その実態は、自民党と同じだ。消費税増税凍結と原発反対は、客集めのために取って付けた景品に過ぎない。これに引っかかるようでは、まだまだだ。

したがって、今回の2017衆院選での国民の投票パターンは、整理すると次のようになる。

① 保守を応援したい人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自民党・希望の党・日本維新の会・自由党

② 革新を応援したい人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・社民党・共産党(この2党も内容的には、いろいろ問題があるが、やむを得ないだろう。)

③ 応援したい党がないが、自民党は飽きた人・・・・・棄権が圧倒的多数だったと思うが、今回、変化を求めたいなら社民党・共産党

ということになる。

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