世界の動きと日本の針路

世界の動きを、グローバリズムを横軸に、富の再配分政策を縦軸にして、図解してみた。
富の再配分政策とは、ズバリ、所得税の累進課税率のうち、高額所得層の最高税率の大小である。

戦後の世界各国では、この最高税率が、70~80%と高率であったため、貧富の格差感が少なく
わが国でも【1億総中流】と言われ、政府の税収も豊かで、充実した生活が営まれたものだ。

それが、英国のサッチャー政権による最高税率の大幅低減(いわゆる富裕層優遇策)と
その肩代わりとしての間接税(付加価値税とか消費税)導入の動きがきっかけとなり、
世界的な間接税化の波により、世界の9割国民の貧困化が始まったわけである。

そして、この貧困化の後押しをしたのが、グローバリズムの台頭だ。

いまや、貧困国からの移民を食い止めることはできないだろう。

そうなれば、やはり、格差を生んだ明確な原因を、移民ともども、被害者たる9割以上の国民は
あらためて認識して、その是正に立ち上がらなければならない。

【高額所得層累進課税率の復活適用】を目標として行動する以外に、貧富の格差解消の道はない。

図1でいえば、第Ⅰ、第Ⅱ象限を目標として行動する以外にないだろう。

図1 世界の動き

図2以下に世界の一例としてわが国の税収額およびその構造の1980年代からの変遷を財務省のHPデータから示す。

図2および3を見ると高額所得層の最高税率はこの40年間におよそ半減しているとともに税収額も減少している。と同時に消費税収入額が大きく伸びている。

さらに図4の税収構造割合の推移をみると、直接税の所得税から間接税の消費税へ鞍替えされていることがよくわかる。そして、ついに平成27年度には消費税が所得税を抜いて38%とトップとなってしまった。

これだけ国民の貧困化とともに、富の一極集中が進んでしまったことを意味する。

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