反貧困格差デモ、全米に広がる

本日(2011/10/5)の朝日新聞によると、いよいよ米国でも発火したようだ。

英国のさることながら、米国の格差は、さらにひどいからだ。

実態については、
①英国:『中流社会を捨てた国 格差先進国イギリスの教訓』
Polly Toynbee, David Walker 青島淑子 訳 2009/9/10 東洋経済新報社
②米国:『超・格差社会 アメリカの真実』
在米26年・経営戦略コンサルタント/アナリスト 小林由美 著 日経BP社
にそれぞれ詳しいが、英国の暴動に続いて米国だ。
起こるべくしておきたという感じだ。

『1%の金持ち、99%は貧乏』、『富裕層に課税を!』
と問題の本質をついている。

オバマ大統領も、選挙当時にくらべると、かなりトーンダウンしてしまっているが、
『景気対策を実現するための関連法案を議会が速やかに通すべきだ。
法案が財源としている富裕層への増税に反対している共和党の責任を強調』
というように、方向は誤っていないが、貧困層から見れば、きわめてなまぬるく
見えるのだろう。

また、『アラブの春』にくらべると、目標がはっきりしていない、と朝日は指摘しているが、
この貧富の格差問題の解決こそが、全世界共通の課題で、『アラブ』も『ギリシャ』も
『イギリス』も『アメリカ』もまた、『中国』、『日本』も『アフリカ』もすべての春は、
この問題の解決を待ち望んでいる。

したがって、全世界の人民は、連帯できる。
まさに、『聞け万国の労働者』 だ。
また、この国際版は、フランス・パリ発の『インターナショナル』 だ。
全世界に通用する心に残る名曲だ。

朝日新聞(2011/10/5)
【参考】 本記事を拡大または縮小して見たい場合は、
① 拡大の場合:「Ctrl(コントロール)キー と +(プラス)キー」を押す
② 縮小の場合:「Ctrlキー と -(マイナス)キー」を押す
③ 元に戻す場合:「Ctrlキー と 0(ゼロ)キー」を押す

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です