自民の報道をめぐるNHK・テレ朝聴取を考える

自民党の情報通信戦略調査会が、17日に
① 報道番組でやらせがあったと指摘されたNHKのクローズアップ現代と
② テレ朝コメンテータの元官僚、古賀茂明氏の降板に関する『官邸の皆さんから
バッシングを受けてきた』の発言
についての事情聴取を行った。

この二つを組み合わせて事情聴取したことについて考えてみよう。

①は、すでに、NHKの調査委員会が誤りを認めている問題で、誰が見ても、違和感なく
納得できそうな問題。

これと、②を抱き合わせて、事情聴取をしたわけだが、この①は、②の本命の重大性を
隠すダミー案件と考えられる。

今後このような一見問題ないようなイメージを与えながら、言論の自由に圧力をかける
手が増えるのではないかと危惧する。

安倍首相自身、昨年11月、TBS番組に出演した際、アベノミクスに批判的な
街の声が紹介されたときに、『(実態が)反映されていない』と強く非難した経緯がある。
民主党などは、『報道を委縮させる』と批判したが、首相は、3月の国会答弁で
『それぐらいで萎縮するならきわめて情けない』と報道側を逆批判した。

自民党は、憲法改正の主張を持つ政治団体だ。
政権を批判する報道への介入に道を開ける今回の事情聴取は、
放送法に違反する可能性も大きい。

国民は、十分監視する必要がある。

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