安倍閣僚の靖国参拝はヒトラー参拝と同じ

靖国参拝する閣僚の弁明:

『自国の戦争で散った英霊に対して、尊崇の念をもって参拝することが
なぜいけないのか?他国にとやかく言われる筋合いではない。』

これは、過去の戦争責任の全面否定、すなわち、無条件降伏条件の
完全否定であり、アジア各国が許せる発言ではない。

歴史が理解できていない、などと言った低レベルの話ではない。
まさに、アジアにおける大政治問題だ、ということだ。

で、さらに、問題を大きくしているのは、

『これが、大政治問題である、といった事実を安倍閣僚全員が、
認識していない、ということ』

であり、したがって、

『安部閣僚は、話をしても通じない』

が、いまや、アジア各国首脳の認識だ。

このため、安倍が、

『対話の窓口はいつでも開いている』

と口先三寸で言っても、誰も相手にしないわけだ。

安倍は、かわいそうに、アジア、世界の孤児と化しつつある。

1) 2000万人の墓参が先

600万の英霊は、アジア各国で、2000万人の命を奪った。
その戦争犯罪責任は、時代が流れても決して、消し去ることはできない。

靖国参拝するなら、その前に、2000万人の墓参をすべきだ。

2) ドイツに学べ

ヒトラーをはじめとする、ナチスドイツの英霊に、ドイツ政府幹部が
参拝したことが、一度でもあったか?

戦後ドイツ政権は、一貫して戦争犯罪に対して完璧に反省している。

日本国政府は、歴史の反省ができない政権です、と全世界に宣言して
いるのと同然だ。

3) 安倍の『戦後レジーム(体制)からの脱却』について

本日(2013/8/15)の東京新聞記事で、大蔵官僚、自由党幹事長だった、
藤井裕久氏(81歳)は、

『戦後68年間、平和だったのが、戦後レジームではないか。
それを自民党がやってきた。(脱却を目指すのは)自己否定ではないか。』

また、同氏は、安倍さんの集団的自衛権行使容認に対して、

『戦後、日本は集団的自衛権と個別的自衛権を分けた。
自民党は謙虚であるはずだが、安倍自民はどこまでいくか分からない。

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